驚異の洗浄技術「ウルトラファインバブル洗浄」
洗濯機の洗浄技術について、各メーカーの特徴をご紹介いたします。
パナソニック:温水泡洗浄W
・約40℃に温めた高濃度2倍洗剤に衣類を浸し保温(つけおきコース)
・洗剤液を高い水圧で泡を作る
日立:温水ナイアガラ ビート洗浄
・高濃度洗浄液を衣類に浸透
・温風と同時に水道水のミストを吹き付け、衣類の温度を約30~40℃に温める
シャープ:マイクロ高圧シャワー
・毎秒100万個、500μm以下の微細な水滴を高圧噴射し、衣類を傷めず汚れを弾き飛ばす
・温風で衣類を温める(極め洗いコース)
東芝:温かウルトラファインバブル洗浄
・直径1μm未満の泡(ウルトラファインバブル)で洗浄効果を高める
・衣類とウルトラファインバブルの洗剤液を温風で温める
※特徴の説明は都合上省略している部分があります。
各社名称は違いますが簡単にまとめると、
・洗剤
通常の2倍の洗剤を使用(パナソニック、日立)
泡にして効果アップ(パナソニック)
温めて洗剤の酵素パワーを活性化(パナソニック、日立、シャープ、東芝)
・水
500μm以下の微細な水滴で汚れを飛ばす(シャープ)
1μm未満の泡で洗浄効果を高める(東芝)
パナソニックと日立は「洗剤」の効果を高める工夫。
シャープと東芝は「水」と「洗剤」の工夫をしています。
洗浄効果を高める工夫は各社共通する部分も多いですが、一番特徴的なのが東芝のウルトラファインバブル(1μm未満の泡)です。
類似の技術で「マイクロバブル」というものもあり、混同してしまいがちですが別物です。
マイクロバブルは泡の直径が1μm~100μmのものを言い、大きさや水中での残存期間に差がでます。
ウルトラファインバブルは繊維の隙間より小さな泡ですので、繊維の奥にしっかり浸透して汚れを落とします。
また、特に白いシャツなどきれいに洗濯した衣類を保管しておいたら、皮脂汚れによる黄ばみがでることはよくありますが、その黄ばみも違いがでるようです。
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